やさしいチェロ教室
お嫁入りした 100年前の French cello
2017年11月15日水曜日
合唱幻想曲
昨日の午後は雨も降り始めて、なんとなくつまらないので CD を聴いて過ごしました。
そろそろベートーヴェンの第九のシーズンですが、第九ではなく久しぶりに「合唱幻想曲」を聴きました。
第九の合唱部分の元にもなったこの曲はピアノや管弦楽、独唱者、合唱という編成がカラフルで、まるで玉手箱を開けたような楽しさ。第九ほどの緻密さはないけれど、むしろそのシンプルさが好きです。
ピエール・ロラン・エマールの小気味よいピアノとアーノンクールの早すぎないテンポ感が品良く、独唱者たちの無理のない自然な歌い方に好感が持てる。そして、いつも感じることだけれど、アーノンクールの指揮ではオケの反応がいいこととアーノンクールお得意のワクワクするようなティンパニの使い方が本当に楽しい。第九もいいけれど、もっとこの曲が世に出てもいいのにと思う。
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