午後は、インターネット配信でブンデスユーゲント管弦楽団のコンサートを聴きました。このオケは14才から19才までのプロを目指す若い音楽家からなるドイツを代表するオーケストラ。ベルリンフィルの指揮者キリルペトレンコの指揮でバーンスタインのウエストサイドストーリーのシンフォニックダンス、ウィリアムクラフトのティンパニと管弦楽のための協奏曲、ストラビンスキーの春祭。
どの曲も若々しさに満ち溢れた気持ちの良い演奏でした。特にメインのストラビンスキーは前任者のラトルが何度も振っていたそうで、メリハリの効いた素晴らしい演奏でした。10代から趣味などではなく、ハッキリとした目標を持った若者を一流の指揮者が指導して育てています。そしてこの若者達の真摯に学んでいる姿に文化の違いもあるかも知れませんが、日本とドイツの土壌の違いを感じました。
ブンデスユーゲント管弦楽団
次にデジタルコンサートホールが初めてライブ中継した2009年ベルリンフィルのメディアによるコンサートを聴きました。これは当時としては歴史的なことでした。
ミケッレさんはいち早く契約して家にいながらにして、いつでもベルリンフィルを聴けるようにしました。テレビにスピーカーを接続していつでも好きな時にベルリンフィルを楽しむことができ、私たちの日常が大きく変わったのです。その初回のコンサート。(数年前、今のTVで見ることが出来なくなり、TVを買い換えるかインターネットと接続できる機器をつけなければなりません)
ドヴォルザークのスラブ舞曲、ブラームスのシンフォニー1番。
ラトルも若くエネルギッシュ、2曲とも高揚感のある感動的な曲なので、オープニングとしてピッタリの選曲。久しぶりに聴いたブラームス。構想から20年もかかった1番のシンフォニーはティンパニに導かれた重厚なメロディから始まり最後には歓喜の渦で終わるという名曲。良い時間を過ごせました。
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