お嫁入りした 100年前の French cello

2017年12月16日土曜日

お手伝い


絞りクッキー

 今月のお菓子教室では3種類の絞りクッキーを教えていただきました。
生地にレモン果皮や果汁を混ぜたり、トッピングのアプリコットジャムに
牛乳を混ぜたり、ちょっとしたひと手間ですが、
このひと手間のおかげですごーく美味しいクッキーになりました。

チョコを挟んだり、クランベリーやアーモンドなど好みのガルニチュールを
たくさん乗せて。手作りはやっぱり美味しい!!

最近、ある小さな会で、夏のコンサート以来初めてチェロを弾かせていただきました。関節の調子は相変わらずですが、クリスマスが近いのでG 線上のアリアとヴァヴィロフ(カッチーニ)のアヴェマリアの2曲を演奏させていただきました。久々に味わう緊張感〜、mさんのピアノは控えめながらメリハリが効いていて、こちらのテンポをよく感じとってくれるのでとても弾きやすい。こういう感覚的なものは親子だから似ているのかも?あとどのくらい弾いていけるかわからないけれど、いけるところまで頑張ってみましょうか!


その会に参加させていただいた まいこ先生のお弟子さんのま◯えさん。
落ち着いて流れのある良い演奏していました。

普段から一つ一つ音を確認しながらゆっくりなテンポで練習することの大切さは、どんな楽器でも同じ。こういう地道な練習が、たとえ本番にハプニングが起きたとしても慌てることなく落ち着いて最後までちゃんと弾けるのですよね。

弾き終えてのインタビューにもニコニコ楽しそうに答えていましたヨ。


2017年11月15日水曜日

合唱幻想曲

昨日の午後は雨も降り始めて、なんとなくつまらないので CD を聴いて過ごしました。
そろそろベートーヴェンの第九のシーズンですが、第九ではなく久しぶりに「合唱幻想曲」を聴きました。
第九の合唱部分の元にもなったこの曲はピアノや管弦楽、独唱者、合唱という編成がカラフルで、まるで玉手箱を開けたような楽しさ。第九ほどの緻密さはないけれど、むしろそのシンプルさが好きです。


ピエール・ロラン・エマールの小気味よいピアノとアーノンクールの早すぎないテンポ感が品良く、独唱者たちの無理のない自然な歌い方に好感が持てる。そして、いつも感じることだけれど、アーノンクールの指揮ではオケの反応がいいこととアーノンクールお得意のワクワクするようなティンパニの使い方が本当に楽しい。第九もいいけれど、もっとこの曲が世に出てもいいのにと思う。

2017年10月29日日曜日

クレモナで


カッティングボード 

 
ハムやチーズをのせたり、バーベキューで焼いたお肉を切って
そのままお皿代わりにしたり。
台所のカウンターの隅に立ててお洒落なインテリアにもなっている。

27年前、クレモナのワインショップのウインドウに
10本はぶら下がっていたでしょうか?
なんのお店でしょう?と思いながら
イタリア語も話せないのに、躊躇することなくお店に入っていった。
薄暗くモダンな店内にはたくさんのワインが置かれていて
そこはワインの専門店だった。

このヴァイオリン型のカッティングボードを見た瞬間、
さすが!弦楽器の街クレモナと思ったのでした。

持って帰りたい!とボードの重さも考えず、私が持つからと購入。
50歳前後のいかにもイタリア人らしい彫りの深い、
彫刻のような顔立ちの男性店主が
ボードにつける紐は「茶色」と「焦げ茶色」のどちらか
選ぶように聞いてきた。紐の色を茶色かこげ茶色にするかってそんなに重要?
日本人の私にはそれほど違いがないようにも思えたが、感覚で焦げ茶色を選んだ。
とここでイタリア人のこだわりや美意識の高さにちょっと驚いたのでした。

お店を出てから、結局はミケッレさんがこのボードを持って歩くことに、、、。
実はその後、もうひとつ重たい買い物が増えることに、、
このお話はいつか書くことにしましょう。

2017年10月12日木曜日

2回目

ピアノのお稽古に来ているまいこ先生のお弟子さんの mちゃん。最近チェロに興味を持ち始めて、今回2回目のお試しレッスンをしました。弓に松脂をつけたり、基本的な楽器の構え方やチェロってどんな音がするのか試してもらいました。器用なお子さんで松ヤニのつけ方がとても上手でした。子供にとって大きなチェロを構えることは大変なこと。椅子に浅く腰掛け、楽器を膝で挟み込むことに大抵はここで膝に力が入りすぎて体が硬直してしまうことが多いのですが、mちゃんの良いところは力みがないので、自分が動いたらチェロも一緒に動けるようにという動作も容易にできました。そう時間がかからずに構えるイメージを持ってくれそうでした。あと大事なことは自分の出している音をちゃんと聴けるということ。

数年前、ウィーンのドブリンがーで見つけた子供向け教則本。
無理なく、楽しくテクニックを身につけていけるようにとても良くできている。

先にピアノのレッスンが終わった弟の Rくん。お姉さんのレッスンが終わるまでの間、
新幹線の絵を描いてくれました。
時々書いてくれる新幹線の絵は電車が大好きなだけあって筋金入りの上手さ。脱帽!

2017年8月21日月曜日

音楽鑑賞


コンサートから解放され練習に追われなくてすむと思ったら、急にいろんな音楽が聴きたくなって、久しぶりに音楽鑑賞三昧をしています。

インターネット配信でラヴェルのバレエ音楽、マ・メール・ロワをベルリンフィルの演奏で聴きました。エキゾチックで洗練された響きはさすが。王女が100年の眠りから覚めて王子と結ばれる場面はトップの樫本大進さんとヴィオラトップの清水直子さんの二重奏が同じ日本人として誇らしくもあり、その穏やかな響きにうっとりしてしてしまいました。二人の弾くロマンチックなメロディーも甘すぎないところなんか好きだなー。こういうハッピーエンドの曲はなんど聴いても気持ちがいいものです。

次に2017年のベルリンフィルヴァルトビューネ(野外)コンサートではドゥダメルの指揮でシューマンのシンフォニー3番「ライン」。テーマのメロディーがよほど気に入っていたのでしょう、しつこいほどの繰り返しが今まであまり好きにはなれなかったけれど、ベルリンフィルで聴くとこんなにも魅力的になるの!というくらい最後まで飽きずに聴けてしまうのもやっぱりソリストの集団だからかな、、、。もちろんドゥダメルの音楽的なセンスが素晴らしいのもあると思うけど。ワーグナーの楽劇シリーズ「ヴァルハラ城、、、」ジークフリートから「葬送」「森のささやき」。アンコールはお決まりの「ベルリンの風」、でなんとドゥダメルがコンサートマスターと入れ替わり、ドゥダメルがノリノリでヴァイオリンを弾き、コンマスが楽しそうに指揮をし、雨の中を踊りだすお父さんと小さな女の子、指笛を鳴らす人、肩を寄せあって聴く恋人たち、ビール片手にほろ酔いの人。そんな様子を見ながら、こちらもその場に入り込んでしまって幸せな気分になってしまいました。

マーラーの5番をラトル指揮のベルリンフィル(インターネット配信)とコンセルトヘボー(iTunes)で聴き比べ。抑制の効いたベルリンフィルとおおらかなで清々しいコンセルトヘボー。聴いた条件が違うので単純に比較はできないが、どちらの演奏も勢いがあって流れ方が素晴らしかった。美味しいフランス料理をフルコースで頂いたくらいに満たされた一日でした。(8月20日)

7月に行われたナッシュのコンサート

ついこの間だったのに、ずっと前のことのような感じ。
弾きたいと思ってもそうそうチャンスのないメンデルスゾーンの八重奏曲も
弾かせてもらえたし、本当にいい経験になりました。

ちょっと反省:本番では広がりすぎてお互いの音が聴こえにくかった。わかっていたはずなのに譜面台がくっつくくらいに寄せ合って弾かないと音のまとまりが悪い。リハーサルの時にもっと位置確認をするべきでした。

2017年8月7日月曜日

想い出

8月6日
メモリアルコンサート

在りし日のH 氏

シューベルトはなんでもない音型が弾きにくくて難しいから積極的に弾きたいとは思わないな。メンデルスゾーンは和音の移り変わりを楽しむといいよ。走り出したら止まらないのがメンデルスゾーンなんだよね。

奇しくもこの日の曲目がメンデルスゾーンのカルテットとシューベルトのピアノ5重奏が入っていた。以前、合奏のトップをしていただいたことがあって室内楽のいろいろ教えていただいた。H 氏の音楽に共感できるところが沢山あって、その音楽的センスが大好きだった。

トップの後ろ姿が H 氏
(2002 の演奏会でのスナップ)

練習での休憩時間にはおむすびのトレードしようよ。と私のおむすびとH氏お手製のあぶらげと大根菜が入ったおむすびを交換。美味しかった!大根を選ぶ時は葉っぱの立派なものを選ぶのだと、、、。今では我が家の定番おむすびになっている。行きつけの居酒屋では各地の美味しい食の話で盛り上がり、美食家だったH氏。

また、 H 氏がウィーン留学中によく行っていたという「青島」という中華のお店を教えていただいたこと。ここは何を食べても美味しくて、ウィーンに行くと必ず食べに行くのが西駅近くの「青島」だった。数年前、ウィーンに着いてまず腹ごしらえしましょうとお店に行ったら中は真っ暗。あとで調べたら後継者がいなくてお店を閉めたとということだった。ウィーンでの楽しみの一つにもなっていたので、その時の私たちはとてもショックだった。そのくらい美味しいお店だった。

今年7月に行われた私たちのコンサートでは たまたま H 氏の好きなメンデルスゾーンを2曲演奏することになり、私自身、関節炎のことで悩んだとき、心の中では密かに H 氏が後押ししてくれたと感じている。

(ヴィオリストの奥様のことばをそのまま載せます。)
彼が亡くなる1時間ほど前、意識が朦朧とする中、寝ながら「せ〜の」と言って指揮したり、私の手を握りながら左の指を動かしていたり、彼は最後の最後まで音楽家であり続けました。



遠い空も向こうでもきっと素敵な音楽を奏でているでしょうね、、、。
祈り

プログラム
モーツァルト:セレナーデ13番ト長調 K.525 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第5番 変ホ長調 op.44 - 3
シューベルト:ピアノ5重奏曲イ長調 D.667「ます」


帰宅したら、日中ほったらかしにされていた?
トムくんがニャーニャー言って甘えてきましたよ。

2017年7月30日日曜日

暑い日は、、


この一週間は大好きなDVD を見たり、友人と食事に出かけたり、ジムに行ったり、mさんと絵画展の鑑賞に出かけたりと、ここ数ヶ月間の抑圧的な生活から解放されて、の〜んびり好きなことだけして過ごしています。
フルーツゼリー
暑い夏には必ずストックしてあるみかんや桃の缶詰を使って、超簡単ゼリーを
作ります。缶詰の汁ごと(少しだけグラニュー糖を足して)
ゼラチンで固めてハイ出来上がり〜!


暑くて食欲のない時など冷たいゼリーが疲れを取ってくれる。
自家製だと甘さも抑えられるから、我が家の夏にはよく出てくるデザート。

インターネットラジオ、オランダのクラシック FM を聴きながら
のんびり過ごす日曜の昼下がり、、、

エヴァ・ミゼルスカ

クラシックFMからどこかで聴いたことのあるような
懐かしささえ感じる温かいチェロの音色が流れてきた。
ポーランド生まれの若いチェリストでした。

昔の演奏家?と思ったほど人間的で優しい音色。
久しぶりに私の好きな演奏家が出てきて嬉しい!
これからが楽しみなエヴァ・ミゼルスカさん

写真はwebからお借りしました。

2017年7月23日日曜日

開放感!

コンサートも無事?終わり、関節炎との戦いから解放され、久しぶりの開放感に浸る。練習したいけれど関節が痛くて練習できないジレンマとの戦い。痛み止めもだんだん効かなくなり、使いすぎると胃に穴が開きますよ。と言われ、曲が決まってからの数か月間、これまでにないくらい辛い時間を過ごした。夜寝付けなかったり、試験で暗譜ができてなくて弾けなくなってしまった夢を見たり、睡眠不足のため夢うつつ状態で朝に目が覚めると、『ハッ!今日って何日だったかしら?』とドキッとしてみたり、、、コンサートが近づくにつれ体に変調が出始め、ストレスからくると思われるまぶたの痙攣や歯茎の腫れが起きてきていた。
軟骨が磨り減りスムーズな動きができないため早いパッセージは弾きづらい、ポジションによっては特に痛みが増幅するなどぎりぎりまでメンバー交代も考えたが、今までの集大成というととても大げさだけれど私の人生の中の1ページとして、特にメンデルスゾーンの八重奏曲にトライする価値は大きいと最終的に判断し演奏することにした。

今まで関節炎や筋肉の病で弾けなくなったチェリストが自分の体の一部としていた楽器を若いチェリストに託し、弾き続けて欲しいという話を聞いたことがあったが、自分が指を痛めるまでは実感がなく『ふ〜ん、そうなんだ、かわいそうに、、』くらいの他人事のように感じていたけれど、いざ自分がその状態になってみると、日常生活にさほど支障はないものの、今まで何十年と弾いてきた練習が思うようにできなくなることの辛さを味わうことになる。ある時期から、もうコンサートでの演奏はその出来不出来ではなく、「思い」が貫けたという実感と自己満足でいいじゃないと自分に言い聞かせての練習。指が使えないことが多かったので練習の半分はイメージトレーニングだった。
本番では感極まって泣いてしまうかも、、、、意外に涙は出なかった。聴きにいらした方には「ごめんなさい」だったかもしれないけれど、これが私の生き方なのだからと。
弾き終えた瞬間、やりきったという安堵感と充実感で満たされた気持ちになった。


いま気分はすっきり爽やか〜!!しばらくはゆっくり休ませていただきま〜す。
今夜から大好きなダウントンやホームズのDVD三昧することにしましょう!

たくさんの花束をありがとうございました〜!


プログラム
パッヘルベル;カノン
ヘンデル;合奏協奏曲 op. 6-6
メンデルスゾーン;弦楽八重奏曲 ES - dur
メンデルスゾーン; 弦楽オーケストラのためのシンフォニアNo. 20


2017年7月8日土曜日

包み袱紗


友禅染の包み袱紗

友禅工房「風」さんから送っていただいたヴァイオリンが描かれた袱紗
ヴァイオリンをモチーフにした Kさんの発想とセンスの良さが光る。

裏は無地のウグイス色でリバーシブル。なので用途によって使い分けすることができる。いつか「チェロ」をモチーフにした帯をお願いしたいと考えているのですが、、、、
私のお気に入りがまたひとつ増えました!
さて練習モードに切り替えましょう!

2017年6月13日火曜日

パンフレット作り


プレ コンサート のパンフレット


一度舞台に上げておくと気持ちの余裕が違うことからコンサートの前日に
プレ コンサートをすることになり、昨日お知らせのパンフレット作りをしました。

2017年6月11日日曜日

いい香りに包まれて


庭で摘んできたゴールデンセレブレーション

バラの甘い香りに癒されながらの練習。
左手指の関節炎の付き合いも約10年。
痛み止めも効きにくくなってきて思うように練習できないのがちょっと辛いかな。
なんとか、あと一ヶ月ちょっと持ってくれますように。
痛みを押して戦った稀勢の里の気持ちがよくわかる。

今日の練習を終えて、家族が眺められる2階廊下の
ホームズのコーナーにお花を移して。



2017年5月27日土曜日

懐かしい曲


10代の頃、テノール記号に入り始めの最初に弾いた曲が
ゼレンスキーの子守唄 0p. 32でした。
何十年ぶりかで楽譜を引っ張り出して弾いてみました。

弾いてみるとその頃は気がつかなかったこの曲の魅力が
今になってわかる気がします。
なんて穏やかでやさしい曲なのでしょう!

ハクウンボクの花

      ハクウンボクの甘くいい匂いがレッスン室に立ち込めて

2017年4月27日木曜日

カフェ・デ・パリから

いつも聴いているインターネットラジオ Cafe・de・paris から聴き覚えのある懐かしい曲が流れてきました。もともと1930年代のジャズ曲でいろんな歌手がカバーしている「Dream A Little Dream of me」ママス&パパスのボーカリスト、キャス・エリオットが歌ったのが一番好きですが、今日聴いたのはエミリー・クレア・バーロウという女性ボーカリストでした。彼女の可愛らしさと大人っぽさが同居したような不思議な魅力とフランス語の響きが心地よくてずっと聴いていたい思うほど。

2017年4月20日木曜日

面白い!



ベートーヴェンのシンフォニー 6番「田園」のレコード


昨日ベートーヴェンのシンフォニー6番「田園」( リスト編曲のピアノ版  pf : シプリアン・カツァリス)の CD を聴きました。カツァリスのエッジの効いたテンポ感のある演奏がとても新鮮でピアニストがノリノリで演奏しているのがこちらまで伝わってくる。音数が多いのもあるでしょうけれど力強さと迫力のある演奏はとても魅力的でした。

子供のころ父が好きで聴いていた6番のシンフォニーのレコードをジャケットの雰囲気が好きでレッスン室の本棚に飾ってありますが、あらためて聴いてみるとこれがまた面白かった。

カルロス・クライバーの父、エーリヒ・クライバー指揮、コンセルトヘボーオーケストラの演奏で指揮者がロンドンやウィーンを中心に活躍していた1950年代にロンドンのコベントガーデンで録音されたレコード。

もちろんモノラルなので、臨場感たっぷり、その場の空気感が伝わってくるようです。CDのような繊細でクリアな感じはないけれど、温かみのある演奏は聴いていてほっする。こういうの好きだなー。どちらの6番も個性が感じられていい演奏でした。


2017年4月13日木曜日

おしらせ


室内合奏団として3回目のコンサート

岩手で育ち、現在東京を中心に活躍している教え子さん達からの
声がけで始まったコンサート。
もともと盛岡のちいさな教会で毎年(ひっそりと?)コンサートを行ってきた
私たちナッシュカルテットが母体となってできた室内合奏団です。
今年も若い方達からエネルギーをいっぱいもらってのコンサートになりそうです。

Nasch Quartet

結成から今年で9年目のナッシュカルテット。
年齢的にも自分達が楽しむ域に達してきているということもあって
タイミングよく気のあった仲間が集まってできたカルテット。

2017年4月6日木曜日

おしゃれな和音



昔住んでいたシカゴ郊外にあった小さな小さな楽器店の地下の片隅で売られていた楽譜。
チェロを始めて間もないの人のための曲ですが、ピアノ伴奏におしゃれな和音がつけられていて導入としてはどれも楽しめる曲ばかり。もっと買ってくればよかった!


今日は習い始めて半年ほどの大人の方のおけいこで上の曲からワルツを弾いてもらいました。もともとヴァイオリンをなさっていた方なので、弓の毛が内側を向いてしまい音が抜けてしまうので、こういうゆっくりのテンポで長い音符の連続する曲は基本的なボーイングの練習にもちょうどよく、楽しみながら練習できるのがいいですね。

2017年3月26日日曜日

お手伝い

今年も友人のピアノの発表会で演奏させていただきました。去年からここ渋民のホールで行われるようになりましたが、市内からは車で約40分で着くので全く遠い感じがしません。ホールを挟んで岩手山と姫神山が見えて本当に素晴らしい景色。啄木の生きた時代にはもっとのどかな田んぼや畑の広がる自然に囲まれた今とはまた違った素晴らしい風景だったでしょうね。今度はピクニックに来たいなー!

ホールの裏側に見える岩手山



姫神ホール正面


リハーサル

ルビンシュタイン:メロディ F-dur
本番も何とか無事に終えることができました。

O 先生お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
子供達、可愛いかった!

きれいな花束もありがとうございました。


2017年3月25日土曜日

弦を変えてみました。

メンデルスゾーンの Oktet 終楽章の冒頭 でチェロの唐突に始まる4小節間は、C & G 線でクリアに聴こえるように弾くのはとても大変なので、以前使ったことのあるスピロコアの「ウォルフラム」に換えてみました。少し価格は高めですが、豊かな音色と発音が良くなったのでしばらくこれで練習してみることにしました。


2017年2月16日木曜日

ボーイング付け

メンデルスゾーンの弦楽八重奏、2楽章のボーイング付けをしました。とりあえず自分の弾きやすいように アップダウンを決めて、練習の時に他のパートとのバランスをみてより良い自然なボーイングを考えることにしましょう。

めだって弾きにくい箇所はありませんが、
長いスラーは無理せず弓を返したり、、、

譜面通りだとスタカートのついた16分音符で弓を返すことになりますが、
ピアニッシモであることとアップボウで返すとスタカートの音が強調されやすいので、
スラーで繋いで軽く自然に流れるようにしてみたり、、、

2017年2月5日日曜日

リセット

長谷の海

以前お世話になった先生のお宅の近く、長谷(鎌倉)に行ってきました。長谷の海は年に1度は訪れる大好きな場所です。今回はミケッレさんといつものレストランで美味しい食事と目の前の素晴らしい景色に時の経つのも忘れるくらい、の〜んびり過ごしてきました。

レストラン入り口からの素晴らしいオーシャンビュー

この景色をご馳走にまずはワインでかんぱーい!

パルマ産の美味しい生ハム

地元で採れたシラスがたっぷりと載ったパスタ etc 、、、

犬と散歩する人たち

釣りを楽しむ人、ジョギングする人、浜辺に寛ぐ人
みな思い思いの時間を過ごしていました。
こんな風景を見ていると癒されます。

目の前を真っ赤な車が通り過ぎて行きましたー。ん?ここはレストランの2Fのはずなのに?!

すばらしいお天気に恵まれ、まぶしくて目も開けていられないほどキラキラした海を眺め、リフレッシュできたひと時でした。次はいつ来られるでしょう。心の栄養をたっぷりもらえた一日でした。

2017年2月2日木曜日

おさらい

今日は午前中、メンデルスゾーンの弦楽八重奏のおさらいをしました。1楽章のボーイングと指遣いを確認しながらメトロノームに合わせてゆっくり練習。まだ先のことと思っていても、きっとあっという間に7月になってしまうでしょうから、今から少しづつメンバーと合わせる準備をしておきましょう。

モリスの手刺繍で描かれた「ガンバや角笛を吹く小人たち」

表情といい、色合いといい、なんとも可愛らしい絵ですね!
そしてモリス自身、とても器用な人だったことに驚きました。
15年前に訪れたロンドンの郊外にあるウィリアム・モリスの生家で見つけたもの。
(プリント絵)


レッスン室の棚に飾って

2017年2月1日水曜日

魂柱

楽器の調整に行ってきました。
最近、低弦(C G)のネック付近からハイポジションにかけて弓の引っ掛かりが悪く気になっていたのです。楽に音が出ないため右腕に余計な力が必要でした。駒と魂柱の基本的な位置は決まっていますが、チェロの場合、楽器の大きさに規格がないので、楽器にとって一番響きいい、弾き易い位置に魂柱を立ててくれたように思います。調整後はムラのない安定した伸びのある音になり、無駄な力を必要としないで弾けるようになりました。何より ”楽” に弾けるのが一番ですから、、、。

2017年1月23日月曜日

譜読み

3月の末に行われる友人のピアノの発表会で弾かせていただく候補曲、ルービンシュタインの「メロディー」とパガニーニの「カンタービレ」の譜読みをしました。メロデイーは数カ所のハイポジションがあるほかはわりに弾き易い感じがしました。カンタービレはもともとヴァイオリン曲でチェロ用の楽譜が届くまではとりあえず手持ちのヴァイオリン譜でオクターブ下げて弾いてみたけれど、即興的要素やピアノとの絡みもあって自由に弾けるまでには時間がかかりそう。どちらも魅力的な曲ですが、指の負担を考えるとルービンシュタインになりそうな、、、、。